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2011.8.27からカウントしています

平成23年 美轆展

土湯温泉の手前、アンナガーデン内の西田記念館
平成23年7月16日(土)・17日(日)・18日(月)
美轆展(みろくてん)が開催されています。

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その期間を少しかぶって、こけしのしまぬき本店さんにて、
「佐藤昭一 こけし・板画展」を開催しています。
2011佐藤昭一展01

前の記事に詳しくご案内しております。
美轆展においでの皆さん、仙台にも足を伸ばして、
しまぬきさんにお運び下さい。

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美轆展、訪問レポート開始です。

2011美轆展←画像をクリックすると大きくご覧になれます

9時前に到着すると、すでに数人お客さんがいました。
おや、っと見れば白石の新山𠮷紀さんが、お客さんと談笑中。
西田記念館の中を見ると、ご婦人の真由美さん、喜多方の井上春美さんも既に整列。

23年美轆展01
9時開館前、エントランスでは厳かに祝詞が聞こえます。
土湯の陣野原さん、最前列でお祓いを受けます。
この神主さんが、志田菊宏さんだとは・・・

会場には、他にも、お会計や梱包のお手伝いをするために、
沢山の工人さんたちが詰めていました。
鳴子から𠮷田さんもいらしていました。
途中、渡辺鉄男さんが見にいらして、四つ葉のクローバーを配って
くださったり、会場にしばらく居ると、色々な方に出会えて嬉しいです。

ここから下の写真は小さくしてあります。
大きくご覧になりたいときは、写真をクリックして下さい。
別画面が開き、大きくご覧になることができます。


先にご承知いただきたいのは、写真は一部だということです。
ぼやぼやと写真を撮っているうちに、売れていなくなったこけし多数。
見ることもできなかった工人さんのこけしも多いのです。

23年美轆展03 23年美轆展04

23年美轆展05 23年美轆展02

23年美轆展12 23年美轆展11

23年美轆展10 23年美轆展09

23年美轆展08 23年美轆展07

23年美轆展23 23年美轆展13

23年美轆展14 23年美轆展15

23年美轆展16 23年美轆展17

23年美轆展18 23年美轆展06

23年美轆展22 23年美轆展19

23年美轆展30 23年美轆展31
仲良く座っているのは、遠刈田の佐藤英裕さん、作並の平賀さん。
佐藤英裕さんは、つるし独楽の回し方をおしえてくれました。


西田記念館を離れ、少し車を走らせれば、そこは土湯温泉です。

23年美轆展25
七夕の 吹き流しかと思いきや
これはなんとも こけしの姿・・・一句できました・・・・・
温泉街入口にある金蒟館で、大きな玉こんを食べ、こんにゃくアイスバーを
かじった後、ふと「写真を取り忘れたことを思い出し」ました。
金蒟館、いつもどおりやってます!

アサヒ写真館も、ひさごも、ひさごカフェも。
震災後のことで、心配していましたが、元気に営業中です。
温泉玉子の森山で、温泉玉子とスイートポテトを買いました。

23年美轆展27 23年美轆展26
土湯温泉は、7月いっぱいまでは多くの避難民の方々が滞在され
温泉客は少ない様子でしたが、つけめんまさはるは元気に営業。
太くてもちもちのつけ麺で昼をしました。
店内には、ご近所阿部国敏さんの「微笑みがえし」。

23年美轆展28 23年美轆展29
阿部国敏さんのお店は、土湯温泉の少し奥にある「まつや」。
ここで美轆展に来ていた2人の小学生の女の子が、絵付け体験。
治助型を継承する阿部家、国敏さんのおあさん阿部シナさんは
左利きだったとお話しを聞いていました。
この2人の女の子達、実は2人とも左利きです。

大人達が待って居る間、土湯の美味しい水やお漬け物が供され
しばしの涼しさを味わいました。
「まつや」のお父さん、お母さん、ありがとうございました。

「このまま泊まって行きたいね」と連れと話ながら、経費不足で
すごすごと帰途につきました。

みなさん、土湯にいきましょう。
行って、温泉に浸かり、美味しい物を食べ、お土産にこけしを買いましょう。



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テーマ : 工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

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秋の遠刈田も楽しみです

秋の遠刈田ろくろまつり、どうやら西山さんも実演工人になっておられるようで、楽しみです。優しいお人柄ですから、ファンが増えるでしょう。
温泉地は、被災者を受け入れていない所も、県内から来る人も減る上に、風評被害でずいぶん傷手を受けています。
催事があれば、それを機会に、是非全国から沢山の人達に集まって欲しいです。

そうなんですよね。

ブログとかHPを開いていると、どのくらい見られているのか気になりますね。アクセスカウンタなどを付けていると、どのくらいの人が見に来てくれているかは分かるのですが、やはりコメントを頂けると嬉しいものですし、励みにもなります。土湯の西山敏彦さんは、本当の木地師だなあと思います。子持ちえじこなど、実に色々な形のものを工夫して、しかも安価に作ってくれます。ありがたいことです。

どうもありがとうございます

こうしてコメントいただけると、とても嬉しいです。
カウンターなどの管理が分からなくて、どこからどれだけ見て頂いているかも皆目見当がつきません。アナログ人間だと、恥じ入っております。

鳴子はまだ、温泉地が大きいので、私自身も五月末に一度家族で泊まりに行って、楽しく過ごしてきました。
土湯はあの小さな谷間にいっぱい避難の方々を受け入れて温泉地全体が避難所になってしまっています。8月からは、普通受け入れもできる体制が整うとのこと。

今回は、西山敏彦さんの所にも行けて、楽しい子持ちえじこを購入してきました。お店は閉まっていたのですが、隣の工房にいらして、わざわざお店を開けてくださいました。西山さんの優しさは、土湯の象徴のようです。

楽しく拝見しました。

美轆展と土湯温泉のレポート、楽しく拝見させて頂きました。そうですね。写真を撮っている間に、欲しかったこけしが無くなってしまったり・・・。気が気じゃありませんね(笑)。先ずは、欲しいこけしを入手してから、ゆっくり写真を撮ったほうがいいですよ。土湯温泉の方も大分落ち着いてきたようですが、鳴子も同じらしいですが、観光客がなかなか増えないようですね。元のような状態に戻るまで、まだ暫くはかかるんでしょうね。
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