2011.8.27からカウントしています

2011年まとめ追記有り

津軽のこけし工人、皆さんも大好きな笹森さん。
ご自宅と工房が焼失されたそうです。
お怪我は無い様子です。
このことについては、津軽こけし館の
こちらこちらのブログにもございますが、
最善の形でのお手伝いを模索中とのこと。
まず、津軽こけし館さんに聞いてみましょう。

東京と横浜で新春に行われる津軽こけしの
展示販売ブースで聞いてみるのもいいでしょう。
詳しくは上記、2つのブログ内にて。


2011年平成23年は、大きな地震と共に様々な事
があった年と誰しも思うところがあるでしょう。

そんな中、英語対訳付きのこけし案内サイトこけしを買う
も、できました。
こけし催事案内、青葉こけし会のブログまとめ。
常に活用していただけると嬉しいです。

恒例、来年のカレンダーもできました。
撮影は青葉こけし会で毎回カレンダー撮影などを
してくださる田村亮治氏。
クリックすると、別ワクで大きくご覧になれます。
calender2012

そして、去年かわいいカレンダーを書いてくれた、
会員Iさんのお孫さん、今回も描いてくれました。
これもクリックで大きくご覧になれます。
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今年、亡くなった工人さん。
 桜井昭二さん(鳴子系) 3月27日 84歳。
 高瀬時男さん(鳴子系) 5月29日 83歳。
 本多洋さん (土湯系) 8月17日 77歳。
 五十嵐勇さん(鳴子系) 10月11日 76歳。
 長尾昌儀さん(遠刈田系)10月14日 80歳。
 加納栄次さん(作並系) 11月1日 82歳。


私ごとですが、目先の生活のことばかり気になって
しばらく仕事も趣味も手に着かなくなりました。
ようやく年末になって、少し気持ちの入替ができた
ような気がします。
仙台市内と言えど、災害による被害の大きさは個人差
が大きく、未だに窓ガラスの修理が終わらぬ我が家で
すが、基礎も無事で住んでいることができる喜びを感じ
心から感謝する年末です。

そんな中でも、じっとこちらを見て微笑むこけしを見、
何度か元気づけられ、また工人さん達にもお会いしたいと
いう気持ちも出てきました。
「第3次こけしブーム」と言われるこのごろ。
周囲は何も変わっておりませんが、来年も再来年もずっと
世界中の人達が、このシンプルで清楚な木の人形を求め、
愛で、友として一緒に暮らして行けますよう、亡くなった
方々に黙祷を捧げると共に祈ります。


後押しするように、様々な書籍も出版されました。

「古作こけし名品録」3990円
  (カメイ美術館

「伝統こけしのデザイン」1600円
  (青幻舎

こけし時代」1260円(刊によって変動あり?)
  (こけし時代社:木形子可)

「こけし系図」1000円
  (コチャエ

こけし工人録最新刊」2500円
  (カメイ美術館


年末年始、静かに楽しくお過ごし下さい。
1月2日には、弥治郎こけし村津軽こけし館
初挽きの催事もございます。
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テーマ : 工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

東北・新潟の伝統工芸逸品展

明日、12月25日まで電力ビル1Fグリーンプラザ
「東北・新潟の伝統工芸逸品展」開催中です。

他の祭事ご案内は、こちらのページの「こけし催事案内」で。
青菜のブログまとめもございます。

遅ればせながら今日(24日)行って来ましたら、
思ったよりもっと沢山、伝統こけし、木地物が展示
され販売もされていました。
この記事を見て、一人でも多くの方が行って下さい
ますよう願います。

25日も、11時~、13時30分~の2回、こけし絵付け
各回10人、体験教室が開催。


指導の工人は、遠刈田系名工、佐藤正廣さんと息子の
康広さんです。
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会場には、鳴子縁起マトリョーシカも多く来ていました。
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日替わりで、こけし工人さん売り子さんに来ています。
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手軽に手にできる小物もあります。

東二番町通りに面した窓ガラスあたりで、実演。
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この作品は、小さな小物入れに、更に小さな小さな独楽
が入った、康広さんの手によるもの。
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以下、こけし絵付け教室。
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見守る正廣さん。

テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

大山の独楽(画像追加有)

神奈川県の神山、木地やの里、大山
何度となくNHK等でも取り上げられてきた木地玩具。
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今年も、年末年始に向けて、大山独楽を挽く。
はりまや」の八代目、播磨啓太郎(はりまやけいたろう)さん。
木地やの元祖とも言うべきこの方の工房を
見学させて頂いてきました。
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大山独楽はりまや
神奈川県伊勢原市大山352

TEL:0463-95-2058


大山は、神奈川県伊勢原市にあります。

小田急線「伊勢原駅」下車。
北口(改札口を出て右)バス4番線から
神奈川中央交通バス伊10系統「大山ケーブル」行き乗車
終点「大山ケーブル」下車 約30分 運賃300円。
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終点で下車すると、ケーブルカーまで階段をゆるゆると
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両側に構えるお店を見ながら上って行きます。
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大山阿夫利神社へお参りしたらまた、ゆるゆると参道を下る。
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このポスター「こけし」と「火消し」をかけたものでしょうね。
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そちこちに「先導師」の宿がある、ゆっくりと
時間が流れる豊かな山です。

はりまや」は、古い参道の下の方。
先だってお願いしておいた方が、電話で啓太郎さんの
ご予定を聞いてくださり、ご在宅の時間に到着。
「はりまや」には「社務局入口」下車が至近です。

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工房では、忙しく大山独楽を挽いていらっしゃいました。
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繁忙期に伺って申し訳なく。
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しかし、にこやかにお話をしてくださいました。
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工房の四方に下げられている、木地挽きのための道具。
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鍛冶仕事で自作する道具の数々は驚きの数と種類で、
いかに木地玩具をスピーディーに美しく仕上げるか、
の一点に因り製作されてきたものです。
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「今ではこっちの道はほとんど人が通らないんで」
と、お店を閉めたままですが、電話さえ入れて伺えば
いつでも気持ち良く見せてくれます。
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お店の数々の玩具は、九割が自作。
少しの他のお土産を除けば、正に「はりまや」そのもの
の手作りの玩具ばかりです。
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好きでたまらない顔で、譲ってもらって来たのは、達磨
と大黒様の顔つき独楽。
何とも言えぬユーモラスな顔。
そして暖かな人柄がにじみ出るような、玩具たち。

年末年始、大山にお参りに行って、帰りには「はりまや」
で大事な人への小さなお土産を求めたいものです。

テーマ : 工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

小学校で絵付け教室

12月の例会の様子や、グリーンプラザでの20~25日
の展示実演詳細は、前の記事こけしを買うサイトの
催事案内と、最近の青葉こけし会でご覧下さい。

2011年12月12日月曜日、遠刈田系伝統こけし工人、
小笠原義雄さんが、小学校に絵付け教室に来てくれました。
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ろくろを回して木をかたどる様子を見せて
くれた小笠原さんの周りは「かごめかごめ」
のように順番に子ども達がぐるぐる。
「すごいー」「かっこいいー」と歓声が上がりました。
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「分からないことがあったら聞いてください」と
言うと、あちこちで子ども達に質問されては
しゃがんだり立ちどまったりして教えてくれました。
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集まった4年生、伝統を学ぶ授業でこけしを絵付け。
アバンギャルドな可愛いこけしができていました。

テーマ : 伝統工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

第167回例会ご報告

12月4日、日曜日に無事開催されました。
今回また盛りだくさんですが、その前に少しごあんない。
こけし催事のご案内は「こけしを買う」サイトの催事案内で
常にご覧になることができます。

JR東日本の「行くぜ、東北ロケ地案内
仙台市の奥座敷、作並温泉の平賀こけし店が、
楽しげなこけし絵付けのロケに使われています。
CMも見て下さいね。

 * * * * * * * * * * * 

「東北・新潟の伝統工芸逸品展
  産地の力をひとつに!


 期間:2011年12月20(火)~25(日)の6日間
 場所:電力ビル一Fグリーンプラザ
 時間:10:00~18:00(最終日16:00終了)

仙台市青葉区在住の、遠刈田系伝統こけし工人、佐藤正廣・康広さん
父子が、ろくろでの実演を行います。
12/23(祝金)24(土)の両日、こけし絵付体験を実施します。
時間は両日共、11時~と13時30分~、各回10人です。


東北の伝統的工芸品(21品)
 津軽塗り(青森)、南部鉄器、岩谷堂箪笥、秀衡塗、浄法寺塗(岩手県)
 宮城伝統こけし、雄勝硯、鳴子漆器(宮城県)
 樺細工、川連漆器、大館曲げわっぱ、秋田杉桶樽(秋田県)
 山形鋳物、置賜紬、山形仏壇、天童将棋駒、羽越しな市(山形県)
 会津塗、大堀相馬焼、会津本郷焼、奥会津編み組紐細工(福島県)
  *大堀相馬焼、雄勝硯の出展については検討中

新潟の伝統的工芸品(16品目)
 塩沢紬・本塩沢、小千谷縮・小千谷絣、十日市町・十日町ちぢみ、
 羽越しな市、村上彫堆朱、新潟漆器、加茂桐箪笥
 燕鎚起銅器、越後与板打刃物、越後参上打刃物
 新潟・白根仏壇、三条仏壇、長岡仏壇


3月11にtに発生した東日本大地震で被災した、大堀相馬焼、雄勝硯の
各産地に、チャリティー販売による売上の一部を義援金として送ります。

 * * * * * * * * * * * 

お待たせしました、遂に例会のご報告です。

 第167回例会ご報告

今回もまた、パルシティー5Fの市民センターで
無事に開催することができ、喜びを感じます。
今回は、東京の愛好家のMさんのご厚意で、特別に
稲毛豊さんの古いこけしを鑑賞する機会もありました。

長いですが、どうぞ最後までご拝読ください。
平成24年のこけしカレンダー(田村亮治氏撮影)配布。
今年は四月の例会が中止になったので、4回分、8本のこけし。
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招待工人は星博秋さん(弥治郎系)。

弥治郎こけし村のこと、新しい工人2人への期待。
こけし業専業でいる工人が少なくなったこと。
小学校を徒歩で遠くまで当然のように通っていたこと。
この震災で、母方の親戚が海沿いで沢山お亡くなりになり、
遺体確認に行ったことなど、様々お話し下さいました。

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中でも、やはり師匠である本田亀寿さんのことなど、
書ききれないお話をしてくださいました。
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星さんは、木を切るところから愛情を持ってこけしを
作るのがにじみ出るようなお話ぶり。
こけしも、様々な大きさ、木地材、形のものを持って
来てみせてくださいました。
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亀寿さんの型、その弟子の型、そしでご自身なりだと
言う楽しいバリエーションに、会場は沸きました。

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東京の愛好家Mさんのご厚意で実現した
稲毛豊さんのこけし展示。
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稲毛 豊、山根屋系、福島市飯坂町八幡に住み、
渡辺喜平に師事、昭和60年56歳で逝去。
若くして亡くなってしまった工人です。
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なんでも、板前であったのですが、なんとかこけしを
作りたいと渡辺喜平に何度も頼み込んで、やっと師事。
しかし、作り始めると腕が立つので、一時期こけしを
作らないように言われたというエピソードも聞きます。

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福島からおいでの方が、詳しくお話下さいました。
会員が手にしているのは、稲毛豊こけし図録。
青葉の会員のために一部が無償提供されました。
話合った結果「いつでも誰でもかりることができる
ように、会長に保管してもらう」ということで全会一致。
ご覧になりたい方は、青葉こけし会までご連絡下さい。
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また、こけしと共にご厚意で見せて頂く資料にも
会員、興味を深くしておりました。
あまり幸せとは言えなかった短いこけし工人人生。
稲毛豊のこけしは眼差しを投げかけ、今のこけし界
をどう思っているのでしょう。

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奥瀬陽子さん

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奥瀬恵介さん

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佐藤三紀子さんのこけし、ご覧になれました。

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毎年恒例、鎌田孝志さんの江戸駒干支シリーズ。
小笠原義雄さんの例会シリーズも公開されました。

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最後に会長が見せて下さった江戸独楽。
「こけしの篭屋だホイサッサ?」とでも言いましょうか。
前に進むとゆらゆら篭が揺れます。
中に入っている人形は取り出すことができます。
困った顔の中の人形。
よっぽどな揺れで気持ちが悪いのでしょう。
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:青葉こけし会
こけしを愛する宮城県仙台市拠点の集まり。
「青葉こけし会」です。

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